おやまのエンジニアリングブログ

某ゲーム開発会社のフルスタックエンジニアしてます

Rails のおすすめ Gem 一覧 2014

自分にとって、Railsで開発する時の喜びの一つは、rubygemsを使ってビジネスロジックの実装が安易にできることです。過去にいくつものプロジェクトを立ち上げてきましたが、必ずお世話になるgemがいくつかあります。今日はそのgemたちを紹介します。

better_errors
デフォルトのエラー画面より読みやすく、変数なども安易に確認できるようになる。
また、binding_of_callerというgemを入れると、エラー画面内で変数のインスペクションもできるようになる。

meta_request
Chromeプラグインをインストールするだけで、サーバー側の出力内容をブラウザのデバッグ画面でみることができるようになる。

annotate
このgemを入れた後で、db:migrateを行うと、自動的にDBのテーブルのカラム情報をモデルファイルの中に出力してくれる。

quiet_assets
アセットパイプラインに対するログの出力を停止させることができる。アセットのログを読み通す手間がなくなるのでデバッグが捗る。

default_value_for
Active Modelに対してデフォルト値を設けることができる。マイグレーションファイルのほうで設定してもいいのだが、ロジックはすべてモデルに集約しておいた方が可読性が上がるのでそういう意味でもおすすめ。

whenever
cron jobsをRails側で書くことができる。cronjobの設定はデプロイ後によく忘れたりするのでRails側で設定。いろんなところに情報が拡散し保全性が下がってしまうのを防いでくれる。

paranoia
物理削除を論理削除にすることができる。論理的に削除された情報もスコープでフィルターできるように設計されているので使い勝手がよい。

active_admin
管理画面といえばまずこれ。簡単に管理画面を作成が可能。ドキュメント不足なのが難点。

finite_machine
有限状態機械(Finite State Machine)を実装するときに使う。state_machineよりシンプルで読みやすく実装も安易にできる。

capistrano-rails
サーバーにデプロイするときに使う。優秀で Jenkinsさんと組み合わせると最強。エンジニアなしでデプロイが比較的簡単に実現できる。

rspec-rails
テストといえばこれ。factory_girl_railsと組み合わせると、とても読みやすいテストが書ける。

devise
Railsで認証を安易に実装できるようにしてくれる。多くの方式をサポートしている。
※コードが非常に丁寧に書かれているので、Plugin作ったりするときに参考になる。